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11.202017
北欧のならではのクリスマス飾りで楽しむ|小さな妖精「トムテ」の正体?

クリスマスの時期が近づくと心が踊りますね♪
クリスマスプレゼントやクリスマスディナー、そして雰囲気をいっぱいに感じることのできるようにお部屋をどう彩るかで頭の中がいっぱいになりますよね。
クリスマスといえばサンタクロース!
フィンランドではサンタクロース発祥の地と呼ばれるほど一年のイベントの中で一番クリスマスを大切にしている風習があります。
今日は丁寧なライフスタイルを楽しむ北欧の魅力と、北欧の定番のクリスマス飾りの「小さな妖精のトムテ」について解説したいと思います。
丁寧なライフスタイルを大切にする北欧の魅力
北欧がお好きな方はクリスマスをテーマに北欧テイストの部屋づくりを楽しまれているのではないでしょうか。
北欧に伝わるクリスマスの伝統品のヒンメリを手づくりして飾ったり、キャンドルなどのやさしくあたたかい灯りを取り入れるなど彩りかたも様々です。
北欧がお好きな方は陶器やデザイン、心地のよいナチュラルな雰囲気など様々な理由があると思います。
日本でも北欧好きの方が多くなり各地でデンマークのデザイン展が開催されています。
建築やプロダクトデザインの分野ではアルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーなどの有名デザイナーが生み出した長く大切につかえるインテリアが注目を集めています。
また、中でも独特なテキスタイルのデザインが有名な北欧を代表するライフスタイルブランド、marimekko(マリメッコ)展は大変人気です。
日本人が北欧に惹かれる背景には
- ものを永く大切につかう文化が根付いている。
- 北欧をとりまく自然環境を愛するデザインが多い。
- 自然を大切に思う気持ちから素材を暮らしの細部に使う。
- つくり手の思いを大切にする。
- 次世代にも受け継げるものを暮らしの中使う。
上記の様々な理由からインスピレーションを感じることがあります。
その背景として、北欧は一年のほとんどは外が暗く、長い冬を過ごす国というイメージが強くあります。
外が薄暗いのに対してお家のなかは明かりで灯され、中では家族で仲良く食卓を囲んでいる風景がよく見られます。
このようにお家のなかでの暮らし方やその中で培われたやさしい心から人やモノ、自然環境に対する想いを感じることができます。
これから先も北欧の文化が日本に根付いていく中で、そういった北欧の丁寧なライフスタイルのたのしみ方を私たち日本人も受け継いでいきたいですね。
北欧の「小さな妖精トムテ」の正体は?
クリスマスといえばサンタクロース!
なのですが。。。北欧のサンタクロースは私たちが住む日本やアメリカで知られているおじさんのような人物とは少し違います。
北欧のサンタクロースは「ユール・トムテ」や「ユール・ニッセ」と呼ばれる赤い帽子に白いあごひげを生やしている「小さな妖精」なのです。
元々トムテは人間に使える妖精で家事を手伝ったお礼には人間からお茶碗いっぱいのお粥やスープをもらいます。
また、ノルウェーのクリスマスイヴにはドアの前にお粥を置く週間がいまでの残っています。ドアの前にお粥を置いておかないといたずらをしにくるという可愛いらしい言い伝えもあります。
また、赤い洋服以外に灰色の洋服に身を包んだトムテを雑貨屋さんなどで見かけることがありますがこちらはデンマークの妖精です。
また、私たちが想像するサンタクロースはクリスマスの前日の夜に煙突からお家に入り込んでプレゼントを届けてくれるイメージが強くありますが、北欧のサンタクロースは煙突からではなく直接子供達にプレゼントをくれます。
面白いことにフィンランドの「ヨウルプッキ(妖精)」は玄関をノックしていい子がいるかどうか確かめたり、アイスランドの「ユール・ラッズ(妖精)」は子供たちが怖がることに喜びを感じている、悪いサンタクロースです。
このようにサンタクロースを怖いと思う地域もあります。北欧のなかでもサンタクロースの文化が異なるのが面白い点です。
「小さな妖精トムテ」をクリスマスに飾ろう
玄関先などに小さな街のように飾るのもトムテの世界観が表現されています。
おじいさんと娘のようなトムテの組み合わせが可愛いです。
木製のトムテもあります。
木のぬくもりが北欧の人々が愛する自然を感じることができるので、子供のおもちゃとしても遊ばせることができます。
汽車に乗っているトムテがどこか向かっているようで見ていてわくわくします。
タペストリーはお部屋の好きなところに飾ることが出来るのでおすすめです。
ペーパーナプキンのデザインをもっていると便利です。
クリスマスパーティーなどでも身近に飾ることができるのでお友達にも喜ばれそうですね。
白とグレーのトムテは色合い的にもやさしい雰囲気が醸し出されます。
インテリアとして洗練したイメージが表現できるので大人のかたにおすすめです。
公園や道ばたで拾うことのできる松ぼっくりをつかったトムテ。
手づくりをすることで愛着もわくので子供と一緒に作りたくなる作品です。
松ぼっくりをつかったトムテ。鼻を出したおじいさんのトムテでしょうか。
クリスマスツリーに飾るオーナメントを手づくりするのもおすすめです。
まとめ
今回ご紹介した「小さな妖精トムテ」とたのしむクリスマスは、北欧がお好きな方にこそ北欧の魅力やそのストーリーを知ることでクリスマスにをより楽しんでいただきたい気持ちからまとめました。
北欧にはひとつひとつストーリーが宿っているので飾りながら、また手づくりをしながらそのストーリーを伝えてあげることで北欧の人びとが大切にしているこころが宿ればいいですね。
手づくりのトムテも拾ってきた松ぼっくりなどで小さなお子様もかんたんに作ることができそうなのでぜひ作ってみてくださいね。